保育士を辞めて介護事務資格を取得した友人

友人が、保育士の仕事を辞めて、介護事務の資格を取る勉強を始めました。保育士を辞めた理由は、20年近く勤めていて持病の腰痛が悪化し身体的に無理になったこと、結婚願望が強くなったこと、子供を持つぎりぎりの年齢だと思ったことだったみたいです。介護事務の仕事は、以前から、介護に興味があり、本当は介護士になりたかったのだけれど、腰痛のために介護士の道はあきらめたことがあったようです。

介護事務の資格は、そんなに難関ではなかったとのことで、半年足らずで、資格が取れたのだそうです。いざ、就職となると、結構難関らしく、就職活動を始めて、3月以上になるのになかなか決まらないらしかったのです。失業手当も、もうすぐもらえるみたいですが、それも、半年ほどしかなく困っていました。なんとか、失業手当が切れる前に介護事務の仕事を探したいと頑張っていました。すると、自分が保育士を始めたころに、園児だった子が、高校を卒業し介護士の勉強で施設に研修に行っていました。そこの施設で介護事務の求人をしていたため、彼女に紹介してくれたようです。

彼女は、紹介された介護事務の求人に応募して、みごと採用となりました。彼女は、仕事を見つけることができたこと以上に、教え子が自分のことを心配してくれるような社会人に育ったことが嬉しいと涙ぐんでいました。彼女は、なれない職場で上司の人に注意されたり、利用者さんがしょっちゅう事務所に来て、なかなか自分の仕事が覚えられなかったり、自宅から、2時間くらいかかる施設で通勤時間が大変だったり、腰痛がきつくなったり・・・と仕事が決まった故の嬉しい悲鳴を上げていますが、ここでへこたれることは、自分を紹介してくれた教え子に顔が立たないと、毎日笑顔で奮起しています。介護事務の仕事を通じて、利用者さんの笑顔に触れたり、あいさつを交わしたり、楽しみも少しづつ増えて、この仕事につけてよかったと、喜んでいます。

保育士は、子どもの命を預かる仕事

私の場合、保育士の志望動機のまず第一に、赤ちゃんや子どもが好きだからという理由が挙げられます。ひとにもよると思いますが、私の場合、いずれお母さんになりたい、できれば子どもは3人くらいは育てたいという希望アリ。

保育士の仕事は、やがて母になるための予行演習?たくさんの子どもたちと触れ合って、子育ての知識を得て、名実ともに保育の専門家になる。その経験は自分の子育てにも活かされて、ストレスなく、楽しく子育てできたらいいな。…

現実は、そんな自分勝手な夢想だけではすまないことも、わかりました。それは、保育士の、保育の場での監督責任です。保育中のミスによって、取り返しのつかない事故になることもあります。過去では、園外保育のときに園児が川に転落したり、園庭のプールで溺れたり、お団子をのどに詰まらせるなどの原因による死亡事故も起きていて、保育士が業務上過失致死の疑いで書類送検されています。

平成24年度の厚労省のまとめによると、0歳児の死亡例が12件も起きています。ほかに、火傷や骨折などのケガをした園児は127名にも上るとか。127件のうち、110件は、認可保育園で起きた事故で、ケガは行動が活発になる5歳児に多かったそうです。そして、昨年の事故数は、なんと、過去最多(2013年1月18日付朝日新聞)。保育園数の増加と関係があるとは、思いたくありませんが…。

事故は、保育士がちょっと目を離したすきに起きています。母は「あなたはお転婆で、男の子とばかり遊んでいると聞いていたし、擦り傷は、しょっちゅうだった。仕事中、事故がいちばん心配だった」だったとか。会社の事務員が、PCの入力ミスで書類送検までされることはありません。仕事中にうっかり居眠りしても、同僚や上司から注意されるくらいでしょう。

それに比べると、保育士は、子どもたちの遊び相手になる以上に、何よりも、その安全を守ることが使命なのだ、社会的責任がとても重い職業なのだ、と、気が引き締まるのです。

保育士資格取得者の将来性

保育士専門の求人サイトをチェックして気づいたことは、来年4月にオープンする私立保育園がとても目立ったこと。

共働きをはじめ、離婚による独り親家庭の増加、さらに、虐待などによって、親と暮らすことが不可能となった“保育に欠ける”子どもたちは増加の一途をたどり、保育園に入れない待機児童も増える一方です。需要に応じて、保育園は増えています。都によると、平成24年の認可保育所数は、前年との比較では55施設が増加、さらに、認定保育所数も、54施設が増加しているそう。

でも、いま必要とされているのは、0歳から2歳児保育の場で、待機児童の9割を占めているそう。保育園は増加しるのに、この年齢層の待機児童は、前年度に対し、0歳児では1576人から1358人、1歳児では、3715人から3487人、2歳児では1827人から1698人に減少しただけでは、厳しいものがありますよね。

少子高齢化の時代、あと10年もすると、子どもたちはどんどん減少すると言われています。
政府は次代の施策として、保育園というよりも、厚労省と文科省が共同で管轄する「認定
こども園」を打ち出しているます。「認定こども園」は、教育と保育を提供する幼保連携型の施設。管轄省庁では、0~2歳児までは保育士の有資格者、3~5歳児については、幼稚園教諭免許と保育士資格取得の併有が望ましい、として、保育教諭という資格が生まれる方向が打ち出されました。

けれども、現段階では、改正認定こども園法の施行後5年間は、 「幼稚園教諭免許状」「保育士資格」のどちらか有していれば「保育教諭」となることができる経過措置を設けています。かたちは変わろうとも、保護者に代わる保育士が、親を同じくらいの愛情をもって子どもを守り育てる仕事は、永遠になくなることはないはず。

私は、家庭に閉じこもって子育てだけするよりは、保育士として社会とつながって、仕事にプライドを持ち、自分の収入も得ていきたい。保育士の仕事を続けながら子育てもできたら、最高!と思います。

歯科助手専門員の女性の違い

夏休みに母の実家に滞在していた時、歯科助手専門員が歯科の印象を左右する損存在だということがよくわかる体験をしました。神経を抜かなかった歯が、突然、痛みだしたのです。

母の実家から自宅まで千1000キロ。すぐに戻るわけにはいかず、近くの歯科に急患で飛び込んだのです。ところが、受付にいた若い女性の感じの悪いこと。お財布に入れた保険証を探していると、「無保険ですか。10割負担です」。幸い、保険証は見つかりましたが、冷たい言葉が耳に残りました。

やがて名前が呼ばれ、診察台に上がったのですが、くだんの女性が診察室に入ってきました。そして、私に歩み寄ると、肩にケープをかけ、いきなり診察台を下げたのです。その女性は、医師の診察中、治療器具を渡すなどの医師の介添えをしていました。彼女は歯科助手なのでしょうか。

治療の間中、医師は必要最低限のことしか言わないし、歯科助手も終始、無言だし、まるで事務作業をしているかのようです。きっと、ここをかかりつけにしている患者さんは、それに慣れているのでしょうね。

診療台のアップ&ダウンをはじめ、何かのアクションの前後にも無言なのにはビックリ。唾液のバキュームでは、何度も乱雑に管を当てられ、虐待されているみたいな気分。ひょっとして、私がこれから通院するなる見込みのない患者だから、こんなに冷たいの!?って思ったほど。殺伐とした空気のなか、治療は終わりました。

虫歯を悪くしてしまった私にも否はありますが、それにしても、痛みに耐える患者へのねぎらいの言葉もないなんて。これは私の甘えでしょうか?思った通り、会計も彼女が担当していました。終始、にこりともしなかった彼女に痛み止めをもらい、歯科を出た時、どっと疲れが…。同時に、かかりつけの歯科がとても懐かしくなり、早く自宅に戻りたいと思ったほどでした。

思いやりのある声かけや挨拶…そんな一つ一つが、患者の痛みを軽減してくれることがある。だとしたら、私のかかりつけ歯科の歯科助手専門員の女性は、とってもプロ意識に満ちた人、といえるのではないでしょうか。

介護保険制度の歴史

平成12年に介護保険制度がスタートしました。日本では医療保険、年金保険、労災保険、雇用保険に続く5番目の保険制度になります。世界でも、介護保険はドイツに続く導入となっており、高齢化社会を迎える先進国における日本の取り組みは世界中から注目されていると言っても良いでしょう。

ドイツの介護保険制度が財源のすべてを利用者の保険料のみで負担しているのに対して、
日本では国、地方自治体による公費と利用者の保険料が半分という独自の仕組みになっています。さらに、介護保険制度の導入によって、約半世紀振りに社会福祉事業法を改定するんど、社会福祉インフラの構造改革とも言われています。

従来では、高齢者福祉の高齢者介護は「措置制度」とも呼ばれており、地方自治体が必要な対策を行政の責任の中で実施しており、利用者が自由に介護サービスを受けることは出来ませんでした。しかしながら、介護保険制度では、利用者の意思を尊重して、受給するサービスを利用者自身が選ぶことが可能です。

一言で表現するならば、措置からサービスへ移行したのが介護保険の重要な要素になります。行政により押し付け介護ではく、介護利用者が主体的に判断できるようになったことは、日本の介護業界における大きな進歩だと言えるでしょう。

また今までは、介護が寝たきり高齢者中心の施設介護だったことに対して、介護保険制度では利用者が自宅で自立した生活を営むことを支援することを目的としているために、介護職員初任者などのホームヘルパーが、訪問介護サービスを行うため、民間企業やNPO法人の介護ビジネスへの参入も認められることになりました。この規制緩和によって、介護市場がより盛り上がってきたのです。

介護職員初任者の役目

皆さんの中には、親の介護といってもピンとこない人もいるのではないでしょうか。自分が年を取れば、当然のように親も年を取ります。故郷に帰省した際に、しばらく見ない間に随分と老けたなあと感じたことがある人も少ないのではないでしょうか。それは、いずれ訪れる介護のはじまりかもしれません。昔は一般的に長男が家を継ぎ、年老いた親の面倒を見ることになっていました。

心身ともに衰えていく両親の代わりに、長男の奥さんが掃除や選択、食事の支度をして、
身の回りの世話をするのが当たり前の時代でした。しかし、現在日本では、実家を離れて遠い場所で家庭を持つ核家族化が進行しています。親を呼び寄せて同居をするには、家が狭すぎたり、両親も全く知り合いがいない遠い場所に連れてこられても困るでしょう。そんな理由もあり中々現実は難しいものでした。

そこでそのような介護全般を請け負うのが介護職員初任者研修過程を修了してホームヘルパーです。親と離れて暮らしをしていたり、仕事や病気などで親の面倒を見れないような家族に代わって、高齢者の自宅を訪問して、家事や身の回りのお世話をする仕事です。仕事内容は「生活援助」と「身体介護」の2種類に分類され、国の介護保険制度によって規定されています。

生活援助とは調理・掃除・洗濯・生活必需品の買物など、日常生活の援助を行うもので、いわゆる家事全般を行います。身体介護は食事や排泄の介助、着替えなど身体的な介護を行うもので、身体の機能が衰えてきた高齢者の身の回りの世話をします。

よく家政婦さんと混同されることがありますが、生活援助は家事全般にわたるものになるので、家政婦さん扱いをされることも少なくありません。しかし、介護ヘルパーと家政婦さんは全く違った仕事になります。家政婦は依頼されたことは全てやるのが仕事ですが、ホームヘルパーは、依頼人が自力で出来ないことのみをサポートするのが仕事になります。

本人が自力で出来ることまで、過剰にサポートをしてしまうと、高齢者の意欲をそいでしまうことになりますので充分注意が必要です。介護職員初任者研修過程を修了したホームヘルパーは、高齢者の生活に寄り添い、本人らしい生活を送るために何に不自由を感じているのを見極め、本人が望む生活をともに作ることが役目なのです。それが出来てこそ1人前の介護職員初任者だと言えるのではないでしょうか。

同僚の介護事務士について

訪問介護士3年目の私はここ最近昼休みになると同僚の介護事務士から仕事を手伝ってほしいと言われます。午前中3件の訪問介護をして昼休みに事業所に戻り、一休み中にまた仕事なんてありえません。また午後から2件の訪問介護が待っているのに。よくよく考えると、その女性介護事務士は昼ごはんもさっさとすませ、ほとんどパソコンに向かっています。少しかわいそうになって、「パソコン、変わるよ。」と言い手伝うこともあります。介護事務は介護士のように資格がなくても出来る仕事です。ただ、ほとんどがパソコンでの作業となるため、パソコンが苦手な人には不向きかもしれません。私はこの介護事務の仕事に全く興味がないわけではありません。今はまだ40代ですがこれから歳をとり、介護士の仕事を続けて身体がもつかなあと考えることもあります。事務なら、腰などを痛める心配はあまりありません。眼精疲労にならないかの心配はありますが。そこで、興味本位ではありましたが、その介護事務士に介護事務の資格について少し尋ねました。すると、その同僚は、つい最近介護事務の資格をとったことを教えてくれました。財団法人日本医療教育財団が主催している「ケアクラーク技能認定試験」に合格したそうです。さすが、見えないとことで努力してるんだなあと感心しました。この試験を受けるには、6ヵ月以上介護事務として実務経験を積むか、ケアクラーク技能検定試験受験資格に関する科目を履修するかどちらかの条件が求められるそうです。同僚は、長年介護事務をしているので、「実務経験6ヵ月有り」の方で受験しました。私も資格をとるなら、ここで6ヵ月事務をやらせてもらって資格を取りたいなあと思いました。しかし、試験内容を聞いてビックリしました。学科試験は、人間関係、老人、障害者の心理、介護概論、地域福祉、医学一般、介護報酬請求事務など13種類あります。実技試験は、介護報酬請求事務と介護給付費明細書作成の2種類あるそうです。資格取得についてはよく考えようと思いました。

訪問介護士3年目

訪問介護士3年目の私は思いがけず介護事務を少し経験することになりました。つい先日介護事務員が珍しく2日間休むことになりました。そのため、私は急きょ介護事務の仕事を少しだけ手伝うことになってしまいました。前々から興味はあったので良いチャンスかなと思ったのですが、そう簡単に理解できるものではありませんでした。学習したはずの介護保険制度も頭の中から消えそうになっていて今回よい刺激になりました。事務員さんには「介護事務の資格は持っていないし、ちゃんと手伝えるか自信がありません。」と言いました。「私も介護事務の資格は持っていませんよ。なんなら、この際介護事務の資格でも一緒に取る?」と言われ、それを断るのが精いっぱいで手伝いを断ることは出来ませんでした。私は、「はい、介護事務の虎の巻!よろしく!分からなかったら聞いてね。」と一冊のノートを手渡されました。そこには詳しく仕事の内容が書かれていました。私たち介護士が書く訪問介護記録書を元に、ケアサービスの種類別に、単位をつけていきます。利用者が月に何単位使えるかは、要介護の度数で変わってきます。イコール、支給限度額が要介護度により決められているということです。要支援1は、49700円(うち4970円は自己負担)、要支援2は、10400円(うち10400円は自己負担)、要介護1は、165000円(16500円は自己負担)、要介護2は、194800円(自己負担は19480円)、要介護3は、267000円(26700円は自己負担)、要介護4は、306000円(30600円は自己負担)、要介護5は、358000円(35800円は自己負担)とノートに書いてありました。月末は限度額を超えていないか再確認に追われるのでしょう。断片的にしか手伝っていませんが、私たちの記録もとても重要になっていると気づきました。そして、もう少し事務をやってみたいなと思う瞬間でもありました。また利用所の持っている●単位を大切に使わせて頂くつもりで精一杯ケアサービスに努めたいなと思いました。

介護事務の資格に興味を持って・・・

訪問介護士の私が介護事務に興味を持ったのは、日頃から介護事務の同僚に「ちょっと、手伝って!」と言われ続けているからです。マインドコントロールをされてしまったのでしょうか?あまりにも頼まれ続けると、やってみようかな?と思ってしまうものです。「私、介護事務資格も持ってないし、無理。」と断ると「私も資格なんて持ってないよ。」と言います。そう、資格がなくても出来る仕事なのです。ただ、介護の世界に入り、いきなり介護事務をするのは困難かと思います。その事務員さんも、数年間は訪問介護士として働いていました。ケアマネージャーがあまりに忙しいので少しづつパソコンを手伝っているうちに、介護事務員さんに変身してしまったようです。介護の専門的な用語がすでに頭に入っているので仕事もやりやすいと言っています。昼休みなどに、介護事務の仕事について時々話をしてくるのでそのうちだんだんと覚えてきてしまっている私。まず、国民健康保険中央会から介護伝送ソフトが送られてきます。パソコンにインストールし、利用者の基本情報を入力します。月末までにその月の利用者各人の利用日数やサービスの種類を入力します。介護報酬の算出や申請は介護伝送ソフトがしてくれるので、そう問題はありません。ただ、介護保険制度が定めている「介護給付費単位数表」の単位の見方を間違わないようにしないといけません。事務の方は、「制度が改定する」と聞くとゾッとするそうです。また、時にはケアマネージャーにケアプランを立案したりするそうです。現場を全く離れてしまいますと、利用者さんの状況が分かりづらく、なかなかケアプランの手伝いは出来ません。その方は元訪問介護士なので、知っている利用者さんもたくさんいていろいろ提案が出来ると言います。事務員さんは、時々利用者の顔が見たくなると言います。そして、懐かしい利用者がディサービスに来たとき事務員の顔は介護士の顔に変わり利用者とのひと時を楽しんでいます。