歯科助手専門員の女性の違い

夏休みに母の実家に滞在していた時、歯科助手専門員が歯科の印象を左右する損存在だということがよくわかる体験をしました。神経を抜かなかった歯が、突然、痛みだしたのです。

母の実家から自宅まで千1000キロ。すぐに戻るわけにはいかず、近くの歯科に急患で飛び込んだのです。ところが、受付にいた若い女性の感じの悪いこと。お財布に入れた保険証を探していると、「無保険ですか。10割負担です」。幸い、保険証は見つかりましたが、冷たい言葉が耳に残りました。

やがて名前が呼ばれ、診察台に上がったのですが、くだんの女性が診察室に入ってきました。そして、私に歩み寄ると、肩にケープをかけ、いきなり診察台を下げたのです。その女性は、医師の診察中、治療器具を渡すなどの医師の介添えをしていました。彼女は歯科助手なのでしょうか。

治療の間中、医師は必要最低限のことしか言わないし、歯科助手も終始、無言だし、まるで事務作業をしているかのようです。きっと、ここをかかりつけにしている患者さんは、それに慣れているのでしょうね。

診療台のアップ&ダウンをはじめ、何かのアクションの前後にも無言なのにはビックリ。唾液のバキュームでは、何度も乱雑に管を当てられ、虐待されているみたいな気分。ひょっとして、私がこれから通院するなる見込みのない患者だから、こんなに冷たいの!?って思ったほど。殺伐とした空気のなか、治療は終わりました。

虫歯を悪くしてしまった私にも否はありますが、それにしても、痛みに耐える患者へのねぎらいの言葉もないなんて。これは私の甘えでしょうか?思った通り、会計も彼女が担当していました。終始、にこりともしなかった彼女に痛み止めをもらい、歯科を出た時、どっと疲れが…。同時に、かかりつけの歯科がとても懐かしくなり、早く自宅に戻りたいと思ったほどでした。

思いやりのある声かけや挨拶…そんな一つ一つが、患者の痛みを軽減してくれることがある。だとしたら、私のかかりつけ歯科の歯科助手専門員の女性は、とってもプロ意識に満ちた人、といえるのではないでしょうか。